Mashup Camp 6
Mountain View / Computer History Museumで開かれている Mashup Camp 6 に参加中。
感想
Speed Geeking Contest 面白い。各自マッシュアッパー(?)が自分の作品をテーブル(番号付き)に置いて、制限時間内(3分くらい)でプレゼン。アラームが鳴ると聴衆は強制的に次の番号のテーブルに移動。最も印象に残った作品(?)に、wood nickelというチップを渡して、これが最終日に一番多いプレゼンがコンテスト優勝、になる。
日本でもどっかのイベントでやれるといい。でも、ずっとプレゼンターはテーブルに固定なので、他の人たちが何やってるか分かんない。それがちょっとだけ不満。
Campではセッションも自由。やりたい人がテーマをみつけて、最初の日にタイムテーブルに内容を書き込んで、それをやる。どーりで内容がWebに載ってないわけだ。
印象に残ったもの。
IBM InfoSphere Mashup Hub
マッシュアップツール。今回これ大杉。エディタはPipes Likeなインターフェース。データ変換にはツリーを多用。レンダリングを行うウィジットまで含まれる。Project Zeroとはおそらく別系統。残念ながらデモに失敗していた。
Zude
見た目かなり複雑だけど、Web上でAjax的サイトを作成できる。構築にはDrag&Dropを多用している。たとえば、Google Image Searchの画像をドラッグドロップするだけでページに画像用のウィジットを作成できる。スクリプトボタンの配置。ウィジットのウィンドウ位置を1クリックでリストアするデモが印象的。ただ、サイトを見ると、動的な変化するページというより、notaみたいなfree format wiki的な使われ方をしてるような気が。
Bungee Connect
Bungee Connect は、アプリケーション開発環境。フォーム入力など、通常の非Webな開発環境に比べても良くできている。Modelを更新したら参照している全部のViewに伝播される、みたいなデモを多くやっていた。デモで見せていたCalendarのアプリは専用サービス並みの出来。ソースも公開、BSDライセンス。ただしロジック記述は独自言語。
Intel Mash Maker
セッションの前の日にアカウントが取れた。Firefox拡張機能。感覚としてはSITEINFO+Bookmarklet+Dapperといったかんじか。extractor書くのめんどくさい。使い方がよくわからない。mashup for the massesっていうのは、もうちょっと後かも。まあこれについてはうちのAfrousも同じだけど。
総括
ここに集まっていたのはマッシュアップサービスというより、マッシュアップインフラストラクチャー(マッシュアップ作成ツール、アプリ開発/実行環境)を提供する人達
その他
- Serenaは東京にオフィスを出す予定らしい
- Pipes Badger の Kent BrewsterはYahooのEmployeeだった
- 途中からRegistration Feeが無料になった。Refundされたので別にいいけど。