identity conference #5

NTTの武蔵野は、吉祥寺住民の自分からは非常に近い場所にあったのですが、歩いていったらさすがに時間かかりましたね。

http://groups.google.com/group/idcon-ja/web/5-identity-conference

id:ZIGOROu さんに「shinichitomitaもそろそろやっとけよ」と言われたので、ネタをひねり出してプレゼンしてきました。まあ、指名した当の本人は不参加という落ちでしたが。

資料はこちら。前半半分くらい主題とあまり関係ないです。
20090410 Idcon Stomita

五味さんのLibertyあたりの突っ込みに結構マジ返答してしまったなあ、と思いました。KYですいません。

講演内容

僕の他にはnatiさんがOpenSocial / OAuth の簡単デモをやっていた。クライアントはPHPで、RESTful アプリ。

OpenSocialではガジェットと外部サービス利用の2種類あるけど、ガジェットがJSでできてるという特徴から、アプリの作り方は分かれるようだ。

  • JavaScriptでできない処理 => 外部サービス
  • 使用するデータサイズが大きい => 外部サービス
  • ユーザにデータ消去されたら困る? => 外部サービス
  • ユーザにデータ内容を書き換えられると? => 外部サービス
  • 以上に関係ない => ガジェット開発

ちなみに GoogleFriend Connect API 出してきたのは、なんでわざわざ?という印象だったみたい。
たしかにサーバ認証に使う分にはOAuthでもOpenIDでも十分だし、そんなにメリットないよね。GFC APIのメリットは、HTML+JavaScriptのみでアプリができるところにあるし、幾分かはやっぱりガジェット的な使い方を想定しているはず。その辺はさっきの資料にも触れてる。

NTTのデモ(SAML IdP in Mobile)

アサーションの署名をモバイル内の証明書使ってサインして、携帯端末本体をIdPとして利用するデモ。実際には携帯上でXML署名できなかったらしいので、pkcs#12署名したものをサーバで変換している(が署名自体はちゃんとモバイル内でやってるのよ!と、伊藤さん)。ただ、もしかしたら最近は代理署名(ゲートウェイとかが端末の代わりに署名する)のほうがトレンド的になってるかもしれない、とtkudoさんがいっていた。

懇親会

講演会場でそのまま飲み会突入。例によって飲んだ後のことは結構ぐだぐだ。おぼえているのは、IDとかIOは手書きで急いで書くとエロになる、みたいなこと。Openエロ。